私(酒井)が地震発生翌日の1月2日に安否確認のため訪問した門前聖書教会に、一週間後の本日8日、支援物資を持って訪ねてきました。門前町の中心部では6日の土曜日に電気が復旧したとのことです。断水は続いているので、まだまだ不便な生活が続きます。今回は関東の教会から3台のバンを連ねて支援物資を持って来てくださったチームを先導して、輪島市門前町内の複数の避難所への支援物資の集積場所へ行きました。門前聖書教会にて宣教師夫妻に地震の時の様子やご近所の被災の状況をお聞きし、その後、物資の引き渡しのため集積場所へと向かいました。
門前町は行政区画上は輪島市に属しますが、地域的には異なる場所にあり、輪島市中心部との交通も絶たれて、なかなか報道メディアでは現状が伝えられていない場所でもあります。甚大な被害があった輪島市中心部や珠洲市への支援をこれからも進めていく中、門前町とその周辺に対する支援も続けていきたいと願っています。
門前聖書教会は、石川県下11の教会が属する聖書教会連盟のルーツとなった教会の一つでもあり、アメリカ人宣教師のレナード宣教師が1950年代に礎を築いた教会です。これまでと、これからの支援活動を通して、地域の方々が、「ここに教会があってよかった」、と言ってくださるような実を結ぶことを願っています。