水曜祈り会の聖書の学び
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聖書の遺跡を巡る 第73回目 旧約聖書シリーズ19
「ダビデがサウル王から逃れて避難したアドラムの洞穴」
サムエル記において、ペリシテ人の巨人ゴリヤテを倒してイスラエルの英雄となったダビデがサウル王からねたまれ、命を付け狙われた時に逃れたアドラムの洞穴の地域を訪れます。
聖書の遺跡を巡る 第72回目 旧約聖書シリーズ18
「少年ダビデが巨人ゴリヤテを倒したエラの谷」
サムエル記において、サウル王率いるイスラエル軍とペリシテ人が戦っていた時、羊飼いだった少年ダビデがペリシテの代表戦士である巨人ゴリヤテを石投げで打ち倒すという有名な出来事が起こった場所、エラの谷を訪れます。イスラエルの英雄となったダビデはサウル王からねたまれ、この後命を付け狙われることとなっていきます。
聖書の遺跡を巡る 第71回目 旧約時代シリーズ17
「契約の箱が返されたベテ・シェメシュ、安置されたキルヤテ・エアリムの丘、サムソンが活躍したソレクの谷、ティムナ遺跡」
サムエル記において、エベン・エゼルの戦いでパリシテ人に奪われた主の契約の箱がエクロンからイスラエルへ返されてきたベテ・シェメシュの遺跡、ベテ・シェメシュで起きた悲劇のため主の契約の箱が移されていったキルヤテ・エアリムの丘とそこに立つ現代の教会、また士師記の時代にサムソンが生まれ、活躍したソレクの谷と、サムソンが結婚式を開いたティムナの町の遺跡を訪ねます。
聖書の遺跡を巡る 第70回目 旧約聖書シリーズ16
「ペリシテ人の地 ガテ、エクロン(主の契約の箱の行方)」
サムエル記において、エベン・エゼルの戦いでペリシテ人に惨敗したイスラエルから主の契約の箱が奪われるという出来事が起きました。その後神の箱はペリシテの地、アシュドデ、ガテ、エクロンへと運ばれ、その行く先々で災いを起こし、またイスラエルへと戻されていきます。今回はガテ、エクロンの遺跡を訪ねます。
聖書の遺跡を巡る 第69回目 旧約聖書シリーズ15
「エベン・エゼルの戦い(古代シロ、アフェクの遺跡)」
イスラエルが戦争で大敗し、主の契約の箱がペリシテ人に奪われる!
サムエル記第一において、エベン・エゼルの戦いでイスラエルに勝利したペリシテ人が主の契約の箱を奪うという有名な出来事が起こった遺跡を見ていきます。
聖書の遺跡を巡る 第68回目 旧約聖書シリーズ14
「ベテ・シャン(サウル王の体が城壁にさらされた町)、スキトポリス」
ペリシテ人との戦争に敗れてギルボア山で倒れたサウル王の体がさらされたベテ・シャンの遺跡を訪ねます。紀元前11世紀、サウル王の時代にペリシテ人が支配していた以前は、ベテ・シャンはエジプトによって支配され、紀元12世紀のファラオ、ラムセス3世の名前が刻まれた碑文が出土しています。新約聖書時代にはベテ・シャンはスキトポリスと呼ばれ、デカポリス(十の町)の中で最大の都市でした。ヘレニズム時代からローマ時代、ビザンチン時代にかけての立派な町の遺跡が発掘され、整備されています。
聖書の遺跡を巡る 第67回目 旧約聖書シリーズ13
「サウル王の最期 シュネム、エン・ドル、ギルボア山」
サウル王率いるイスラエル軍とペリシテ人が戦い、サウル王が敗れた場所を訪ねます。この戦場は士師記で勇士ギデオンがミディアン人と戦って勝利したのと同じ場所。ペリシテ人が陣を敷いたシュネムの村は、預言者エリシャがシュネムの女の子どもを生き返らせた奇跡を行なった場所としても知られています。エン・ドルの遺跡は敵を見て恐れたサウル王が霊媒師を訪ねて来た場所。ギルボア山はペリシテ人に敗れたサウル王とその息子たちが最期を迎えた場所です。
聖書の遺跡を巡る 第66回目 旧約聖書シリーズ12
「イズレエル遺跡、カルメル山」
イズレエルはイスラエルのサウル王がペリシテ人と戦った戦場で、勇士ギデオンがミディアン人と戦って勝利したのと同じ場所になります。ここには北イスラエル王国時代にバアル信仰を蔓延させたアハブ王とイゼベルの宮殿がありました。遺跡はまだ一部しか発掘されていません。イズレエルの近く、預言者エリヤがバアルの預言者たちと対決したカルメル山もたずねます。
聖書の遺跡を巡る 第65回目 旧約聖書シリーズ11
「勇士ギデオンとハロデの泉」
士師記で勇士ギデオンがミディアン人の軍と戦ったイズレエル平原、ハロデの泉を訪ねます。
聖書の遺跡を巡る 第64回目 旧約聖書シリーズ10
「ゲゼル - ソロモン王が再建した3つの町」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第10回目は、ハツォル、メギドと共にソロモン王が再建した三つの町の一つであるゲゼルを訪れます。ハツォル、メギド、ゲゼルはメソポタミアとエジプトを結ぶ交通路にある軍事的な要衝でした。ゲゼルにはソロモンの時代までカナン人が住み続けており、難攻不落の要塞都市であったことがわかります。
聖書の遺跡を巡る 第63回目 旧約聖書シリーズ9
「メギド - ソロモン王が再建した3つの町」
世界史上有名なメギドの戦いがあったメギドの町。エジプトとメソポタミアをつなぐ交通路でカルメル山を抜ける谷の出口に位置するメギドは軍事的な要衝であり、ソロモン王は同じく軍事的に重要な位置にあったハツォル、ゲゼルとともにこの町を再建しました。メギドの遺跡の丘は世界遺産にも指定されています。
聖書の遺跡を巡る 第62回目 旧約聖書シリーズ8
「ハツォル-ソロモン王が再建した三つの町」「ケデシュ-逃れの町」
ガリラヤ地方北部の有力な町だったハツォルはヨシュア記、士師記に記録されており、その戦略的な位置の重要性から、ソロモン王が再建した三つの町(ハツォル、メギド、ゲゼル)の一つになっています。世界遺産にも指定されている有名な遺跡。
聖書の遺跡を巡る 第61回目 旧約聖書シリーズ7
「イスラエル南部の荒野(荒野の放浪)」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第7回目は、モーセに率いられたイスラエル民族が40年間を過ごした荒野の光景を見ます。荒野はその地形から、移動できるルートが限られます。紀元前後に乳香・没薬の交易で栄えたナバテア人は荒野の中に中継都市を築き、その遺跡は「ネゲヴ砂漠の香の道と都市群」として世界遺産に指定されました。
聖書の遺跡を巡る 第60回目 旧約聖書シリーズ6
「神の幕屋」紅海のサンゴ礁、ティムナ渓谷
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第6回目は、モーセがシナイ山で示されて作られた神の幕屋の実物大模型が公開されている、イスラエル南部、紅海に面したエイラートに近いティムナ渓谷公園を訪ねます。ティムナ渓谷は古代より銅の採掘が行われていた鉱山でもあり、古代エジプト王朝による神殿の遺跡も出ています。荒野に面する紅海は世界的に有名なサンゴ礁でもあります。
聖書の遺跡を巡る 第59回目 旧約聖書シリーズ5
「ヘブロン、シェケム、ベテル、ゲラル」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第5回目は、アブラハムがカナンへ入って祭壇を築いた場所、シェケム、ベテル、ヘブロンを訪ねます。また、アブラハムが寄留していた時、妻のサラを妹だと偽ったゲラルの遺跡も見ます。ヘブロンにはアブラハムの墓所であるマクペラのほら穴の上にヘロデ大王が建てた巨大な建物が当時のままの姿で残っています。
聖書の遺跡を巡る 第58回目 旧約聖書シリーズ4
「ベエル・シェバ - イスラエル南端の町」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第4回目は、アブラハム、イサク、ヤコブがしばしば寄留していたイスラエル南端の町ベエル・シェバの遺跡。ネゲブの荒野にあるベエル・シェバは、その名がアブラハムが掘った井戸に由来しています。イスラエル王国時代の町の遺跡が発掘され、世界遺産に登録されました。
聖書の遺跡を巡る 第57回目 旧約聖書シリーズ3
「ダン-イスラエル最北の町」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第3回目は、アブラハムも立ち寄ったと思われるイスラエル最北の町ダンの遺跡。アブラハムの時代、今から約4千年前の城壁で囲まれていた町の城門が発掘されています。士師記の時代、イスラエルの12部族の一つ、ダン部族がここに移住。イスラエル王国が分裂した後、金の子牛の偶像が置かれた神殿が作られ、その遺跡も見ることができます。
聖書の遺跡を巡る 第56回目 旧約聖書シリーズ2
「ハラン-アブラハムの親族の地」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズ第2回目は、ウルを出発した後にカナンへ来る前にとどまっていた地ハラン。古代メソポタミアにおける文明の中心地のひとつであったハランは、イサクの妻リベカ、ヤコブの妻ラケルとレアの出身地であり、アブラハムがカナンへと旅立った後にもアブラハムの親族が住んでいた場所でもあります。
聖書の遺跡を巡る 第55回目 旧約聖書シリーズ1
「ウル-アブラハムの故郷」
聖書の遺跡を巡る、旧約聖書の遺跡シリーズの第1回目は、イスラエル民族の始祖、アブラハムの故郷のウル。紀元前2千年に生きたアブラハムの出身地は、一般的にはメソポタミア地方南部で19世紀に遺跡が発見されたウルとされますが、古代からの伝承はメソポタミア北部のウル(現在のトルコ東部、シャンルウルファ)とされてきました。ここはイスラムにおいて聖地とされ、アブラハムが誕生したとされる洞くつはモスクになっています。聖書時代の遺跡ではないのですが、アブラハムゆかりの地としてのウルファを見て行きます。
聖書の遺跡を巡る 第54回目 イエスの生涯シリーズ27
「大宣教命令の山と昇天」
イエスの生涯を辿るシリーズ、最終回となる第27回目は、復活したイエスがガリラヤで指示した山で弟子たちと会い、大宣教命令(マタイ28章)を与えた場面、また、エルサレム、オリーブ山の上から昇天された場面を見ていきます。大宣教命令を与えた山はアルベル山とも、タブハの丘とも言われています。また、オリーブ山の頂上には、イエスが昇天した記念の場所に昇天チャペルがあります。
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