内灘聖書教会の調理場で準備した「すき焼き丼」が門前町での炊き出しでふるまわれました。教会の女性会の皆さんが奉仕してくださり、毎週横浜から来てくださっている本郷台キリスト教会を中心とするチームが現地で奉仕してくださいました。インスタントやレトルト食品ではなく、温かい普通の食事がとても喜ばれます。


門前町や七尾市での炊き出しが続けられていますが、今週には初めて内灘町でも行なうことができるようになりました。内灘町も全国ニュースになるほど大変な液状化による被害を受けた場所。内灘聖書教会は地震直後から門前町、輪島市、能登町への支援を続けています。地元内灘の方々にはどのような支援ができるのか。その機会が広げられていくよう願っています。


炊き出しを行なった門前町は、海岸から少し入ったところにある町。門前聖書教会から車で数分の海岸には、今回の能登半島地震で4メートル海岸が隆起したことが明らかに見て取れる黒島漁港があります。海岸線は数百メートル後退し、港の中は水が無く、かつての海底が陸になってしまいました。内灘聖書教会の関係者のご実家がこの港の近くの家だったことを、今朝の礼拝の後でお聞きしました。地震直後に高台に避難したそうですが、海岸が4メートル隆起したために津波の被害はなかったとのこと。もしも隆起が無かったなら、町は津波にのみこまれていたかもしれません。

神は われらの避け所 また力。
苦しむとき そこにある強き助け。
それゆえ われらは恐れない。
たとえ地が変わり
山々が揺れ 海のただ中に移るとも。
詩篇46篇

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