皆さん、メリークリスマース‼‼‼
クリスマスの時期、いかがお過ごしでしょうか?私根上は、今年も無事にキャロリングイベントを終え、ほっと一息ついております。
そしてやっとブログに手を付けました笑
毎年クリスマスと言えば~シリーズをしているのですが、今年も一つシェアしたいと思います。
クリスマスの時期になると、必ず思い浮かぶ「お話」があります。
厳密にいうと、その「お話」は別にクリスマスのお話ではないのですが、
タイトル故か、何故かこの時期になると思い出して、とてもやさしい暖かい気持ちになります。
それが、『ちいさなリース』著さかもとふぁみ という絵本です。
東京基督教大学で学んでいた時、毎年少年院で行われるクリスマス会で奉仕し、人形劇や賛美、ゲームをしながら少年院の少年たちとクリスマスを共にお祝いしていました。
その時の人形劇で演じたのが、このちいさなリースというお話でした。
初めて台本を読んだ時の感動、衝撃は忘れられません。
人形劇を演じる側の私も毎回感動していました。
久しぶりに読みたいな~と思って図書館に行ったのですが…私の行った図書館にはありませんでした😢
ですので、これから書く内容はその人形劇の台本からです。
気になる方は是非、図書館に行って読んでみてください。
ある国におそろしく残忍なカロル将軍という人がいました。
カロル将軍は、自分にたてつく者、気にくわない者をみーんな牢屋に投げ込んだり、処刑してしまう暴君だったのです。
カロル将軍の部下たちも、明日は我が身か?!という中で恐れながらカロル将軍に従う日々。
カロル将軍はみんなの嫌われ者でした。
しかしある日、カロル将軍は自宅の門に小さなリースがかけてあるのに気が付きます。
最初はいたずらだと思ってそのリースを無碍に扱ったカロル将軍ですが、
次の日も、そのまた次の日も、毎日小さなリースが門にかけられていました。
正直、慕われているとは言えない自分なんかに、いったい誰が何のためにリースを持ってきているのか気になったカロル将軍は、隠れて門を見張る事にします。
すると、やってきたのは女の子でした。カロル将軍は意を決して女の子に話しかけます。
そしてすべての真実が明らかになりました。
この女の子の両親は、カロル将軍によって殺されていたのです。
しかし、その女の子は、いつも両親が「あなたの敵を愛しなさい」と言っていたのを覚えていたのです。
当然最初は憎かった。でも、大好きな両親が、「あなたの敵を愛しなさい」と、いつもそう言っていたので、
女の子はカロル将軍に愛を示すため、毎日リースの贈り物をしたのでした。
そしてカロル将軍と会話をした女の子は、もう私たちはお友達だよ、とカロル将軍の頬にキスをするのです。
この女の子の言葉、行動によってカロル将軍は、俺はなんて悪い奴だったんだと、自分のしてきたことを悔い改め、大号泣。
そして今日からは優しい将軍になるのだと決意し、その日、カロル将軍はぐっすりと眠る事ができました。
暴君カロル将軍の凍った心を、この女の子の愛が溶かしたのです。
どうでしょう?とってもいいお話ではありませんか?
しかし、更に驚くべきことに、この話は実話です。
ルーマニアという国で実際にあった話をもとにした絵本、それがちいさなリース。
そんな事、できっこない!と諦めてしまいがちな現代において、とても励まされる暖かいお話です。
このクリスマス、イエス様は私たちの罪のために生まれてこられました。私たちを一方的に愛して下さったからです。私たちがどんな人であっても、神様にとっては愛する者です。
寂しく、苦しい闇の中におられる方は、この暖かい、ひかりのもとにきませんか?
クリスマスも、クリスマス以外も、お待ちしております。
本日24日は夜からイブコンサートが教会で行われるのですが、
いつも聖書朗読&司会をして下さっている方がなんとインフルになってしまいました。。。
初期の頃のように出演者たちが読みながら進行するスタイルになりました。
いつもとはちょっと違う雰囲気になるかと思いますが、楽しみです。
また1月1日には元旦礼拝が午前11時からありますので、皆さん是非お越しください!