内灘聖書教会が属する石川県聖書教会連盟は、石川県下11の教会からなる団体です。1950年代にアメリカから奥能登伝道にやって来た宣教師によって開拓された教会を中心にさらに教会が開拓されてゆき、連盟として互いの交わりを保っています。

内灘聖書教会の起こりは、このアメリカ人宣教師レナード先生ご夫妻が1970年に活動の拠点を能登から金沢に移し、内灘町に隣接する金沢市粟崎町の地名を取って「粟崎聖書教会」という看板を掲げて礼拝を始めたことにさかのぼります。その後、牧師として横山幹雄先生が招聘され、1974年にこの集会を受け継いて内灘町で内灘聖書教会としてスタートしました。
今年で98歳を迎えるお二人は今はオレゴン州に隠居しておられますが、今でも毎日、ご自分たちが開拓した教会と信徒たちのために祈っておられます。何度かアメリカにお二人をお訪ねしましたが、二年前、コロナ感染拡大でさまざまな行動制限がかけられる直前の2月にアメリカを訪れた時に収録したお二人のお話のビデオをご紹介します。本日(2022年1月10日)開催された聖書教会連盟の新年聖会において皆さんにお見せしました。
フラニー先生は相変わらず流ちょうな日本語を話されますが、レナード先生の日本語はお歳のせいもあって、かなりあやしくなっています。今から50年ほども前の話をされていますが、当時レナード先生と一緒に教会生活を送っておられた方々は、新年聖会の会場で画面に釘付けになって映像をご覧になっておられました。新年聖会の第一部と第二部の集会の間に20分間のビデオをご紹介していますので、ぜひ下のYouTubeの動画でご覧になってください。