ルカ 22:1-6 - 口語訳聖書54/55年版
1
さて、過越といわれている除酵祭が近づいた。
2
祭司長たちや律法学者たちは、どうかしてイエスを殺そうと計っていた。民衆を恐れていたからである。
3
そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれていたユダに、サタンがはいった。
4
すなわち、彼は祭司長たちや宮守がしらたちのところへ行って、どうしてイエスを彼らに渡そうかと、その方法について協議した。
5
彼らは喜んで、ユダに金を与える取決めをした。
6
ユダはそれを承諾した。そして、群衆のいないときにイエスを引き渡そうと、機会をねらっていた。